海外デバイスニュース|横長スマホと機器を長く使う設計が主な話題

海外デバイスニュース|横長スマホと機器を長く使う設計が主な話題

画面を横に広げるスマートフォン、縦動画をそのまま撮るカメラ、処理を外へ移す掌機。海外デバイスは単純な性能競争から、使い方と購入後の運用を組み替える方向へ進んでいます。

Pura X ViewとLuna Pro|画面比率と撮影方向を変える

横長の直板スマートフォンと着脱画面を備えた単眼ジンバルカメラの概念図

ファーウェイは8月20日、中国でPura X Viewを公開しました。折りたたみではない直板型ながら、表示部を16:9.5という横に広い比率にした端末です。公式データとして報じられた値は、画面占有率96.1%、四辺1.05mm、解像度2232×1320、厚さ6.68mm、重さ201g、電池容量7000mAh。HarmonyOS 7を初搭載し、8月28日から店頭体験を始める予定です。価格はこの時点では発表されていません。

横幅が増えれば動画や文書を大きく表示できる反面、片手操作や携帯性は変わります。表示面積の増加はメーカー比較であり、使いやすさはアプリのレイアウト対応まで見なければ判断できません。中古流通でも、独特な比率へのアプリ追従は確認点になります。

同日、Insta360は中国でLuna Proを3399元から発売しました。1インチセンサーと単眼ジンバルを組み合わせ、6Kからのオーバーサンプリングで4K・30fpsの9:16縦動画を生成します。着脱式画面は最大20mの映像伝送と操作に対応し、無線マイクも内蔵。47GBストレージ、最長4時間撮影、23分で80%充電はいずれもメーカー公称です。後編集で切り出さず、撮影時から縦の完成形に寄せる設計です。

C700と星Book|本体性能の外へ処理を移す

小型計算機から映像を受けるクラウド掌機とノートPC・スマートフォン連携の概念図

レノボはクラウドゲーム掌機Legion C700を8月25日に中国で発表すると予告しました。7.82インチ・120HzのIPS液晶を備え、約556g、厚さ14.9mm。Tencent STARTとLEGION STREAMによるローカル配信を軸に据えます。3A作品を60fps、往復遅延10ms以内という説明は、回線とサーバー条件を含むメーカー試験値です。価格、最終仕様、販売地域は発表待ちです。

中国HPは同じ20日、星BookとOPPOスマートフォンの連携を告知しました。写真や文書の無線転送、PC上でのスマホ操作、スマホからのPC遠隔操作が可能になります。メーカーをまたぐ点は実用的ですが、対応機種、OS版、地域条件は購入前の確認が必要です。

Framework BIOS 3.20|修理しやすさは復旧手段まで含む

ノートPC基板へ外部復旧モジュールを接続してBIOSを戻す経路の概念図

Framework Laptop 13のAMD Ryzen 7040世代で、BIOS 3.20への更新後に起動不能となる報告が出ています。FrameworkはThe Vergeへの回答で、影響は「少数」としつつ原因を調査中と説明。安定版BIOSが原因だと確認できた場合、保証期間内だけでなく保証外のメインボードも例外的に交換するとしています。さらに、失敗した更新を直接戻すCrisis Recovery Modeを各ノートPCへ導入し、年内提供を目標にしています。

8月21日の確認時点で、公式ページは3.20を「Stable」「Latest」と表示しています。影響率や再現条件は未公表で、全個体に問題があるとは言えません。対象機では更新履歴とサポートの最新案内を確認すべきです。

中古PCでは、起動不能を直ちに基板故障と決めつけない視点が重要です。BIOS版、更新直前の状態、交換対象かを確認できれば、部品取りにする前に復旧できる可能性があります。交換しやすい構造に加え、失敗から戻れる仕組みも製品寿命の一部です。

NAS向けSSDとOsmosis|データを手元で扱う選択肢

SATAとNVMeのSSDを収めるNASとカメラからスマートフォンへ直接転送する概念図

SandiskはNAS向け高耐久SSDを2系統発表しました。NAS 600は2.5インチSATAで500GBから4TB、最大2500TBW。NAS 800はM.2 2280のPCIe 5.0で960GBから7.68TB、最大14.9GB/sの読み出しと14PBWを掲げます。5年保証で米国は9月発売予定、179.99ドルと309.99ドルから。日本での発売と保証条件は未確認です。

個人開発のAndroidアプリOsmosisは、DJI Osmoから写真・動画を直接取得し、プレビュー、区間切り出し、再開可能な転送を行います。公式SDK、ログイン、クラウドを使わず、カメラとのローカル接続で完結します。開発者はNano、Action 5 Pro、Action 6、Pocket 3などで実機確認済みとしますが、DJI非公認で未検証機種もあります。元データを別途保存し、自己責任で試す段階です。

まとめ|価格表の外にある継続条件を読む

Pura X ViewやLuna Proは表示と撮影の入口を変え、C700と星Bookは処理やファイルを一台に閉じ込めません。Frameworkの事例は更新経路も機器寿命を左右すると示しました。速度や容量に加え、復旧方法、連携の互換性、データの置き場所を確認する価値があります。

参照元

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